<クラウドファンディングを開始>
日本センチュリー交響楽団では、左手のピアニストと楽団の共演機会の創出により、左手のピアニストの活動を応援す るとともに、左手のピアニスト達と楽団と同時代の作曲家たちにより私たちの時代のクラシック音楽の創造と活動の充実 をはかる「左手のピアノ×日本センチュリー交響楽団 世界初演プロジェクト」の実現のためのクラウドファンディングを スタートします。
左手のピアニストと日本センチュリー交響楽団の共演による私たちの時代の左手のピアノ協奏曲や室 内楽曲の誕生を皆さんの支援で実現させてください。
■クラウドファンディングの目的・使途 ①経済的苦難にある日本センチュリー交響楽団の活動資金 ②左手のピアニスト達に共演機会を提供して活動支援 ③ウィトゲンシュタイン記念左手のピアノ国際コンクールの開催資金を支援 ④同時代の作曲家への新作委嘱により創作活動を支援。 ⑤左手のピアニストに新たなレパートリーを提供
■達成額に応じ左手のピアニストと楽団の共演機会が生まれます。活躍中の気鋭の作曲家に新作を委嘱。 左手のピアニストたちが楽団と世界初演します。
■左手のピアニストのCD、楽譜など返礼のある支援、税制優遇措置の対象になる寄付、新作の作曲委嘱者としてお 名前が残る「委嘱パトロン」など支援メニューが選べます。
■プロジェクト概要
名 称:左手のピアニスト×日本センチュリー交響楽団 世界初演プロジェクト。
実行者:公益財団法人日本センチュリー交響楽団
目標金額:1,000 万円
公開期間:2021 年 3 月 26 日(金)10:00〜2021 年 7 月 5 日(月)23:00
【 クラウドファンディングページ 】 |
【左手のピアニストとは】
第 1 次大戦で右手を負傷した大ピアニスト、ウィトゲンシュタインは左手のみで演奏できる楽曲を当時の作 曲家達に委嘱し、それらを演奏することで演奏家としての活動を続け音楽史に大きな足跡を残しました。有名 なラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」をはじめ、プロコフィエフ、ブリテン、リヒャルト・シュトラウ
ス、コルンゴルト、ヒンデミットなどの左手のためのクラシックの名曲は彼が自ら委嘱を行って生まれ、左手 のピアニストに限らず世界の演奏家の大切なレパートリーとなっています。
現代でも、局所性ジストニア※をはじめ負傷や様々な要因のために、左手だけで演奏するピアニストが数多く 活躍しています。智内威雄さん、舘野泉さんなど著名なピアニストが左手での演奏で新しいピアノ音楽の世界 を開拓しつづけています。
2018 年には大阪府箕面市で第 1 回左手のピアノ国際コンクールが開催され国内外の左手のピアニストによる 素晴らしい演奏内容が大きな反響を引き起こしました。現代に活躍する左手のピアニスト達の演奏を、日本セ ンチュリー交響楽団との共演で多くの人に聴いていただきたいというのが、このプロジェクトの出発点の一 つとなっています。
※局所性ジストニアとは音楽家に多くみられる、指などの筋肉収縮を引き起こす神経疾患
【左手のピアノ音楽】
左手のピアノ音楽は、両手のピアノ曲とは違った魅力と特色を持ち、繊細なペダリングによる余韻と広い音域 を動く独自の音楽的特性による新たなピアノ音楽の可能性を切り拓いています。当プロジェクトは、左手のピ アノ音楽の世界をピアニスト、日本センチュリー交響楽団、同時代の作曲家達と聴衆の皆様とで生み出し、ク ラシック音楽史に新たなページを加えようとするものです。
【左手のピアノ国際コンクール】
2018 年 11 月 2~4 日、大阪府箕面市にて「第1回 ウィトゲンシュタイン記念 左手のピアノ国際コンクール」が開催され国内外の演奏家達により高いレベルの演奏が大きな反響を呼び、ド キュメンタリー番組などでも取り上げられました。
第 2 回は、2021 年 12 月にアマチュアピアノ部門と、世 界初となる「左手演奏用の作曲部門」を設けて開催する計画です。
【寄付に関する詳細】
https://shopping.nikkei.co.jp/projects/centurylefthand
【本件に関するお問合せ】
公益財団法人日本センチュリー交響楽団
副理事長 兼 楽団長 望月 正樹
大阪府豊中市岡町 1-1 きたしん豊中ビル 6 階
TEL:06-6848-3333